春の訪れ…
2022/01/25
蠟梅(ろうばい)
朝晩の冷え込みが一段と厳しくなってきております日々ですが
皆様いかがお過ごしでしょうか?
日が差せば、暖かく感じられますが
日影は、いつまでも霜が解けない状態ですね。
ですが、植物は日々春の訪れを待ち遠しく待っております。
黄色い小さな花を咲かせる『蝋梅』(ロウバイ)をご存知ですか?
蝋で作られたかのような質感の可愛らしいお花を咲かせます。
とても小さな花なのですが、とても甘い良い香りです。
また雪中四友(せっちゅうしゆう)と呼ばれる、
雪の中でも花を咲かせる珍しい4つの植物
・蝋梅 ・玉梅 ・茶梅 ・水仙
の中のひとつでもあります。
どの花も、白い雪が似合う春の花です。
玉梅は、白い梅の花のこと。
茶梅は山茶花(さざんか)を指します。
冬から春の季節に見ておきたいお花です。
古くから和歌や 画題にもされてきた魅力のある蝋梅の名前の由来は様々で、
花の色や光沢が蜜蝋(みつろう)を連想させるから、
臘月(陰暦の 12 月)に 花が咲くからなどがあります。
英名では”Winter sweet”と呼ばれています。
寒い冬に甘い香りを放つ蝋梅(ロウバイ)にぴったりの名前ですね。
開花時期は12月~2月頃までです。
澄んだ冬の空気に、黄色の可愛いらしいお花や
蝋梅(ロウバイ)のよい香りを楽しみに出かけてみませんか?
株式会社 糸島環境開発
藤井 悟